1949年、東大出版部で編集、出版され全日本人を感動させた戦没学生の手記「きけ わだつみのこえ」に盛り込まれた崇高なヒューマニズムを描いた意欲大作。ビルマ・インパール作戦に参加し、泥濘のビルマ戦線に・・・
人間山下泰文の生ける姿を追求しながら、大いなる日本の悲劇を衝く雄渾の大作。「ひめゆりの塔」に次いで各方面より注目を浴びた問題の野心作で、早川雪舟一代の名演技が見る者の心を搏って胸にせまる。
博奕打ちシリーズ第7弾。舞台は九州、年に一度の大花会をめぐる博徒一家の対立、旅の胴師の対決、ガリ札作りの名人の執念、薄倖の女との恋を、格調高く迫力いっぱいに謳いあげる。
太平洋戦争末期、米軍の総攻撃を受けた沖縄島の南端に散ったひめゆり学徒二百余名。美しき地上より消えた乙女たちが死の瞬間に呼び合えし父母の名!乙女たちの清純な心と悲惨な最期を、映画の詩人・今井正監督が心・・・