定評のある東映の名物シリーズ、警視庁物語の第二十三話。育ての子に、自分への愛を裏切られたくない母の悲劇を中心に、社会の片隅に虐げられた人々を捜査の焦点において、刑事たちの活躍を描く。
シリーズ第21作。マスコミにより商品化され巷に氾濫するセックス問題をとりあげ、高校浪人学生が良家の子女を殺害した事件をリアルなタッチで描きだす推理篇。
警視庁シリーズ第22話となる初の長編。東京多摩の黒焦げ死体発見から、警視庁の7人の刑事が、秋田へ、四日市へ、沖縄へと全国を縦断して体当り捜査を敢行するサスペンス大作。
警視庁シリーズ第20作。今回は「本人の自白のみでは罪にならない」という憲法の条文を守って、迷宮入り殺人事件を自白してきた男の足跡をたどる捜査陣の姿を描いている。
工事現場から掘り出された絞殺死体の捜査に当った七人の刑事が、唯一の手掛りである新興宗教の数珠の出所を追って聞き込みを開始、思わぬ不幸な女につき当る。人間味に溢れた第十九話。