徳川三代将軍家光の治世に、武士たちが泰平の御世に馴れて、その本領を忘れ果てているのを歎く御存知大久保彦左衛門が、時の老中に盾ついて大暴れする痛快無比の娯楽編である。
「新書太閤記」の第二部、信長の彗眼にとまった籐吉郎が、一介の草履取りから機智縦横天武の才をふるって次第に取りたてられ桶狭間に初陣する迄の豪華スペクタクル合戦絵巻。
田畠恒男が自作のオリジナル・シナリオによって監督した。戦後大船では初の時代劇。撮影は井上晴二、音楽は万城目正。若杉英二、藤代鮎子、高千穂ひづる、徳大寺伸などが主演。
藤沢桓夫が婦人生活に連載中の原作を、富田義朗が脚色、川島雄三が監督した。高村倉太郎、木下忠司がそれぞれ撮影、音楽を担当している。三橋達也、月丘夢路、高橋貞二、大坂志郎、水原真知子、北原三枝、坂本武、・・・
元沖縄師範学校生太田昌秀、外間守善の記録をもとに、沢村勉が脚色し、岩間鶴夫が監督した。生方敏夫、黛敏郎が撮影、音楽を担当している。石浜朗、田浦正巳、柳永二郎、小園蓉子、東谷暎子、紙京子、大木実、他に・・・
前二作に次いで好漢石松の大島ものがたり。そこを舞台として繰り展げる美女群、新興宗教の女教祖様、女親分の出現など、さらに舞台は東京の戻ってアプレ娘の登場、エロと喧嘩の娯楽篇。