終戦直後の混乱期に“純情詩集”なる独特のスタイルと“破壊された顔”で落語界に登場し、一大センセーションを巻き起した天才落語家・三遊亭歌笑の一生を笑いと涙で描いた人間喜劇。
父の仇討ちのために青春の日々を空しく費やした青年の心に人間らしい温みを呼び起こしたのは、仇の娘だった…。娘の清らかさを憎みながらも魅かれていく青年の葛藤を、東千代之介主演で描く。
時代劇の巨匠・マキノ雅弘監督が多年のキャリアを生かして描いた“次郎長映画決定版”となるシリーズ第1作。清水の米屋の倅・長五郎が、清水港一の侠客・次郎長となり一家を作りあげるまでを描いた娯楽大作。