明治末期、自由の新天地を求め北海道に渡った、ライフル片手に馬にまたがり、大自然の猛威に立ち向かい、そして無法の暴力や権力に命を賭けて闘う、勇気ある人々の姿を、壮大な風景をバックにスケール大きく描く。
政治を勤かす人間の狂気、そしてその狂気に押しつぶされて行く人間群を追求する大胆な企てを映像化。触れてはならない黒の聖域<フィクサー>に、初めて肉迫した社会派娯楽大ドラマである。政界、財界、暴力社会を・・・
舞台は現代の大阪。クールな殺し屋に扮した鶴田浩二が、唯一人心から信じあえる友人のために命を張って強大な組織暴力に立ち向かう様を、凄まじいアクションの中に描くシリーズ第4弾。
かつての組長の周辺に集まった数人の仲間たちが、悪を思いのままに勢力を拡張している大暴力集団に挑戦。仲間と共にその息の根を止めるという緊迫感に富んだ物語を、任侠ムードたっぷりに描く。
降旗康男監督が、緑魔子主演で実話を元に描いたデビュー作。閉塞感漂う青春の中でさまよう家出娘のヨーコ。ジャズや睡眠薬遊び、肉体交渉でいたずらに青春を費やした後、彼女は自分の人生を探し求めてヨーロッパへ・・・
やくざであるがゆえに、影から少女の幸せを見守り続ける男。チャイコフスキーのメロディーにのせて、高倉健が男の哀歓を格調高く謳いあげる超大作。名ギタリスト、クロードチアリが初めて映画音楽を担当。
20世紀なかばを覆った戦争の時代を生き抜き、戦後の変転を経て、さらに21世紀への道のり。二つの命をひとつに重ね、愛の灯火をかざして行く一組の<夫婦>がいる・・・。キャストは朴訥な漁師・高倉健を囲んで・・・
原作は、140万部を超えるベストセラーとなった浅田次郎の短編小説「鉄道員(ぽっぽや)」(第117回直木賞受賞作)。本作が5年ぶりの映画出演となった主演の高倉健と共に「居酒屋兆治」「あ・うん」「駅 S・・・
家を捨て流浪し、ようやく港町に安らぎを見つけた19歳の深。彼を追ってきた、ここには不似合いな美しい母・涼子。善悪やモラルの枠を超えて、ひとつの鮮烈な愛とその内奥が切り開かれる異色大作。降旗康男監督が・・・