大東映の発展を感謝記念して製作した東映ならではの日本映画最高の豪華作品。オールスター百五十名を動員した「桜花の巻」「菊花の巻」。堂々三時間半の空前絶後の正月映画決定版。
山手樹一郎の人気小説「野ざらし姫」を映画化。お家騒動に揺らぐ三日月藩五万石の存亡を賭けて、江戸へ急ぎ旅の鶴姫一行を追うは悪徳家老が差し向けた悪虐無道の剣客三十騎。東海道を舞台に繰り広げられる追いつ追・・・
善と悪の葛藤が織りなし、遂に月笛日笛の二管を携える公卿兄弟が見事、善に打ちかって悪人を討ち果たし、競い馬の雪辱をなしとげるまでを数奇を極めて描く興奮の完結篇。
その昔御室の竹藪から切り出され、不思議にも相慕って音を生ずる月笛日笛の二管の名笛、神秘的な伝説と、戦国時代の波乱が綾どる数々の事件を背景に少年ファンを魅了する娯楽時代劇。
いよいよ事件は本格的興味を盛り上げる。悪計に謀られ、惨敗を再度喫して尚も雪辱せんとする若き公卿姉弟をめぐり、二管の名笛が宿敵の糸をひいての興趣あふれる風雲多彩の時代劇。
幕末、薩摩藩島津家の家督相続をめぐって、妖奇的な大陰謀がからむお家騒動に熱血漢・益満休之助が陰謀暴露に奔命する。直木三十五の傑作小説を豪華スターキャストで映画化した時代劇巨編。片岡千恵蔵が陰陽の剣士・・・
仇討の敵を探す浪人と熊さん、八ッあんら長屋の面々が織り成す大騒動。落語「花見の仇討」を“喜劇の神様”斎藤寅次郎が演出した快作喜劇。益田喜頓が一人二役を演じる。