太平洋戦争末期、史上かつてない凄惨な戦法が採られた。この特攻の思想を生みだした力は何か。生きるために死に、死ぬ為に生きた若者達。大西中将に鶴田浩二が扮し、他オールスターキャストで描く戦争巨篇。
東映戦記三部作の最後を締めくくる感動の巨篇。戦争の中の若人たち、しかもいまだ19才にもならぬ少年たちの短い青春を、スクリーンに躍動的に再現。東映オールスター出演の、涙なくては語りえぬ戦争映画の傑作。
週刊文春に好評連載の柴田錬三郎原作の映画化。生立ちに影のある忍者若影母影は打倒徳川を狙う石田三成の孫である。徳川方の護衛役と徳川の宝刀を賭けて壮烈な勝負を挑むスリルと迫力が充溢する魅力時代劇。
兇状背負って旅に出て四年半ぶりに戻ってみれば、故郷は悪徳どん底に堕ち、そのうえ悪ボスにいびられる薄幸の女の姿に義憤を感じ、猛然と長脇差を振い暴れる三日月安の本格的股旅時代劇。
地位と名誉と実力を誇る将軍家御指南番・伊勢伊勢守が、風来坊の偽伊勢守のために散々な目に会うという常識破りの痛快な物語を、思い切った趣向の演出でユーモラスに描いた傑作。
美しく可憐な盲目の娘・道代と過去に暗い心の傷を持つ男・花松一郎の哀しくもむくわれぬ愛を、サスペンスをまじえて描いたストーリー。脚本は菊島隆三、監督は野村孝、撮影を前田米造がそれぞれ担当している。
家康暗殺という甲賀七人衆の陰謀を阻止すべく、伊賀の影丸が立ち上がった!横山光輝の原作をもとに、松方弘樹、山城新伍の顔ぶれで贈る、血沸き肉踊る忍術映画の決定版!
好色と奇癖の持ち主として名を売り上方落語に新風を注いだ革命児・桂春団治の一生をコミカルなタッチで描いたお色気喜劇。春団治と三人の女のやりとりをストーリーの中心に、涙と笑いに溢れた人情味豊かな作品。