黄昏地蔵に願かけた女一筋恋の意地、上州無宿の暴れん坊、初春一の荒獅子が気風で見せる恩愛仁義!
村上元三の小説を原作に、片岡千恵蔵と大河内傳次郎の二大時代劇スターが21年ぶりに共演した股旅時代劇・・・
七つの顔をもつ名探偵多羅尾伴内久々の活躍。日本の財宝「片目の魔王」をめぐって次々に起きる連続殺人事件の謎。巧みな変装によって怪事件の真只中に飛び込み、得意の二挺拳銃を縦横に裁く、本格的探偵篇。
前二作に次いで好漢石松の大島ものがたり。そこを舞台として繰り展げる美女群、新興宗教の女教祖様、女親分の出現など、さらに舞台は東京の戻ってアプレ娘の登場、エロと喧嘩の娯楽篇。
「新書太閤記」の第二部、信長の彗眼にとまった籐吉郎が、一介の草履取りから機智縦横天武の才をふるって次第に取りたてられ桶狭間に初陣する迄の豪華スペクタクル合戦絵巻。
近代文学史上に不滅の金字塔を打ち立てた横光利一の名作「日輪」を完璧の布陣を以て映画化した国産コニカラーシステムによる東映創立三周年記念第一回総天然色映画。未曾有の豪華篇、全東映人総出演。
土井十万国のお家乗っ奪事件をめぐって、お忍び姿の若殿春太郎が、悪臣一味を向こうに廻し遂にこれを屈服させる迄を、恋、人情、殺人など娯楽時代劇の興味を横溢して描く痛快の剣戟篇。