「あゝ同期の桜」の姉妹篇。太平洋戦争末期、一人千殺の特攻兵器回天をめぐり、その創案、試作、訓練から誕生に至るまでのエピソードを経て、初陣菊水隊の特攻までを、祖国愛に燃えた青年たちの群像を通して描いた・・・
安藤昇の実録シリーズ「日本暗黒史 血の抗争」に続く第2弾。生々しい暴力事件の全貌をあますところなく描いた異色のアクション篇。
キャストは、安藤昇を中心に、渡辺文雄、安部徹、小池朝雄、山城新伍、・・・
若山富三郎の第1回主演作品。釜ヶ崎の愚連隊あがりの極道が、大阪中を自分の縄張りにしようという欲を燃えたたせ、どえらい根性とむき出しの闘志で、暴力渡世の大組織をぶち破っていく迫力篇。
「博奕打ち」シリーズ5弾。博徒同士の血みどろの抗争の最中、常に利用され翻弄されるいわゆる“旅人(一匹渡世人)”の宿命を、迫力のドスアクションとスリリングな賭場シーンで描破した迫力篇。
博徒あがりの一匹狼が、戦塵巻き起る満州大陸を舞台に、馬賊ゲリラや悪徳日本諜報機関を相手に真の日本人魂を謳いあげる。全篇の三分の二を台湾をはじめとした海外ロケで綴る、大スケールの男性アクション。
女の顔がみるみるうちに口が耳まで裂け死体をむさぼり喰う、竹の子のように生える鮮血をふきあげる生首、近ずく人間を呑みこむ恐怖の沼、障子に夜毎うかびあがる化け猫や亡霊の姿、等々血も怖る戦慄の怪談映画。
若山富三郎演じる生臭坊主・真海の、八方破れの行状をふんだんに盛り込んだ作品。色町での奇妙な遊び、胸のすく大博奕、少林寺拳法と唐手の凄まじい闘い、そして本山の勢力争いなどを痛快無類に描く。
博奕打ちのリアルな生態と息づまる賭場の実態を描いて大ヒットした「博奕打ち」シリーズ第6弾。鶴田浩二と若山富三郎の凄絶な男の対決が見どころとなっている。丁半勝負、賽ほん引き、手ほん引き等の知られざる賭・・・
ヤクザ映画のパロディ的な作品となった若山富三郎の「極道」シリーズ第3作。舞台を旧日本軍に設定し、時の国家権力と闘う様を痛快に描いている。戦後の日本映画には軍隊の“非人間性”を描いた作品が数多くあるが・・・