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警視庁物語 夜の野獣

Police Precinct:The Pickpocket Killer

1957(昭和32年)/12/22公開 83分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:10411 
配給:東映 製作:東映

凶悪殺人犯を追って活躍する刑事たちの労苦を、迫真のロケーションカメラで捉えた警視庁物語シリーズ中の白眉篇。大都会の裏から表へ、事件は謎を絡んで展開する。

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ストーリー

惨殺事件の捜査に乗り出した警視庁捜査第一課は、聞き込みと現場検証の結果、被害者のものと思われる血糊のついた財布を発見。また原っぱからは女物の財布やイヤリングなどが見つかった。女物の財布は男娼が以前掏られたものと判明、男娼の証言で胡麻塩頭のスリの存在が浮かび上がってきた。だが翌日、胡麻塩頭の男が轢死体となって発見される。原っぱで見つかったイヤリングについては、有閑夫人が逢引き中に落としたものと判明し、夫人はその時ルノーで走り去る男がいたと証言していた。唯一の接点となったルノーの男を見つけ出した捜査陣は運転手を頼りに、犯人と思われる若い男の情婦・雪江のアパートを探り出した。元踊り子で、今はコールガールに身をやつしていた雪江を確保した捜査陣は、雪江がはめていた腕時計が被害者の妻のものであったことを確認するも雪江の口は堅く、またスリ仲間からの証言も得られずに捜査は難航していく…。

警視庁物語 夜の野獣
(C)東映

シリーズ

「警視庁物語」シリーズ(24)

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