中年のシナリオ・ライターが、幼い頃死んだはずの両親と再会する不思議な体験を描く。山田太一原作の同名小説の映画化で、脚色を市川森一が担当。監督は「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群・・・
少年院出身ということで蔑視され続けた青年がシージャック事件を起こし、狙撃されるまでを描いたストーリー。瀬戸内海で起きた事件をもとにした福田洋の同名小説の映画化で、脚本は石森史郎、北村彰、押川国秋によ・・・
京都の老舗の料亭を舞台に、女将と美しい三姉妹がくり広げる様々な生き方を描いたストーリー。渡辺淳一原作の同名小説の映画化で、脚本は田中陽造、監督は池広一夫、撮影は坂本典隆がそれぞれ担当している。
長崎の原爆で妻を失くし、自らも被爆した医学博士が、自分の体験を後世に残すため書き綴る姿を描いたストーリー。永井隆原作のノンフィクションの映画化で、脚本は山田太一と木下恵介による共同執筆。監督も木下恵・・・
息子を殺された父親の悲しみと、同様の境遇の人々と共に、被害者遺族を保護する法律を作る運動を進める姿を描いたストーリー。昭和53年『中央公論』3月号に掲載された佐藤秀郎の同名のノンフィクションを映画化・・・
転勤の多い燈台守一家の生活を13年にわたって描く。原作・脚本・監督は「この子を残して」の木下恵介、撮影は「泰造」の岡崎宏三が担当している。主題歌は、加藤登紀子の「海辺の旅」。
頭の少しうすい整形美人とその場しのぎの嘘ばかりついている女の友情を描いたコメディ。脚本は「ANO・ANO 女子大生の基礎知識」の金子成人、監督は「夢一族 ザ・らいばる」の久世光彦、撮影は「生きてはみ・・・
結婚を反対されたわけでもなく、障害があるわけでもないのに“かけおち”という古典的な愛の行為に出た恋人たちを描く。脚本は原作者でもある「熱海殺人事件」のつかこうへいが執筆。監督は「なんとなく、クリスタ・・・
現実感の乏しい夢を追い続ける父親と、それにふり回される家族の姿を描く。牧村裕の作文「父」を元に、「二十四の瞳(1987)」の木下恵介が脚本を執筆。監督は「新・喜びも悲しみも幾歳月」の木下、撮影は「星・・・