御馴染み荒木又右衛門が伊賀上野に河合又五郎以下三十八人を迎え討つ。渡辺数馬の助太刀として仇討を成就させるまで、悲願を込めた発端から「鍵屋の辻」の決闘までの結末を描く。
「母の罪」以来、幾多の佳作をおくった東映の浪曲母映画。愛児と分かれて苦難の人生を生き抜く若き母の半生と母を慕う子の涙を、御馴染みの名調子三門博、天津羽衣の浪曲で綴る感動の傑作。
国鉄本庁厚生局勤務俸給三十六号俸の主人公・目白三平が再び登場するサラリーマンの物語。日常に起るペーソスとユーモアの中に豊かなヒューマニズムを夢と希望に托して謳い上げる現代劇。
時の帝の血を受け継ぎながら、限りない宿命に翻弄される獅子丸一平が、山神より不死身の力を授けられ、世の邪悪を討ち、一筋の恋を貫かんと敢然風雲の世に挑む。波乱白熱、剣と恋のロマン溢れる雄渾時代劇五部大作・・・
竹田敏彦原作の同名小説の映画化。生みの子を残して離別させられた薄幸の母親が辿る数奇な運命。周囲の迫害に耐えて、生みの子と生さぬ仲の子との間に芽生えた美しい恋を守るために、誤って殺人の罪を犯す母の悲劇・・・