中村錦之助が二役で暴れ回る明朗傑作「一心太助」シリーズ第4作目。今回は、徳川家光が三代目将軍の地位に就くのを妨害しようとする謀臣一派の目をくらますため、家光とウリ二つの魚屋太助が身をスリかえるという・・・
老中の娘と生まれながら、町火消の家に育てられたひばりの鉄火娘が里見浩太郎と組んで、江戸から大阪へ、唄と笑いとペーソスを盛って突っ走る魅力痛快のうぐいす道中。
三人の美姫、おてんば腰元、武家娘、町娘、果ては尼さんまでが女嫌いの若侍をめぐって華の鶯城に捲き起こす、てんやわんやの恋騒動。歌と踊りと剣の「鳳城の花嫁」の姉妹編。
劇作家・北條秀司による原作を映画化。女の執念、恋慕、嫉妬、そして親子の深い情愛を描き、元禄時代の艶麗な風俗を背景に、凄まじい恐怖と美しい幻想の世界が繰り広げられる。
股旅やくざ竜華の千太郎は行きずりの旅に知った姫小松の三五郎の臨終の言葉を守り、侠気の長脇差を振って悪をこらす。多彩な唄と恋とを織りまぜた颯爽里見浩太郎の大殺陣。
徳川後期、台頭する町民の代表として常に権力に対抗して闘った銭屋五兵衛の不撓不屈の半生を描いた舟橋聖一原作の小説を映画化。加賀藩の紋章を掲げて全国津々浦々、更には諸外国にまで巨船を派遣した、海国日本の・・・