田沼意次親子の暴政に怨嗟の声高い江田の街に、これに対抗し尾張家を捨て一介の浪人となった墨染新九郎と農民救出の為に自ら盗賊に身を投じた怪盗春風の安太郎の義侠篇。
義康の迫害に耐えかねた月の輪族を結集した小法師丸が、宿命的対決を続ける一郎太と手を結び、胡蝶の幻術と豪快な剣により悪人一味を滅亡させる待望の完結篇。
風雲急を告げる戦国末期、紀伊連山の一峰・大日岳の山中に父親と二人で平和な暮らしを送っている日輪太郎と呼ばれる若者が、ふとした事から野武士・蜂須賀小六の配下となり、正義のために悪者たちを撃ち滅ぼし幾多・・・
天保末期、大名の当主として生まれながら、時の不合理な権力に抗して家出、浮世捨三郎と名乗って悪政はびこる明石十万石の安寧を願い敢然と立ち上がる元藩主・松平直之助。この痛快児を巡って恋と策略、剣と男気が・・・
天保末期、大名の当主として生まれながら、時の不合理な権力に抗して家出、浮世捨三郎と名乗って悪政はびこる明石十万石の安寧を願い敢然と立ち上がる元藩主・松平直之助。この痛快児を巡って恋と策略、剣と男気が・・・
幕末の一山村に起こった御用米強奪事件をめぐって、勤皇の志士高遠新太郎が、土地の悪代官を相手に獅子奮迅の大活躍。青春スターを網羅して贈る剣と恋と唄の痛快時代劇。
日光の宿に顔を利かせる多九蔵一家は、百姓の兄妹から奉納馬を奪って二荒神社の利権を得ようとするが、一本どっこの旅鴉、榛名の佐太郎が救い神として現われ、大暴れする。
大井川に名を轟かせた暴れ者の川越人足が、捨て子を拾って育てていくうちに、父親としての愛情に芽生えるが、その子が大名の御落胤であることから、泣く泣く我が子の幸せを願いつつ、別れ別れになるという愛の涙を・・・