世にいう「慶安の変」の立役者・由比正雪の二人の遺児が、父の遺品の梵天像にまつわる莫大な軍用金の所在を求めながら、正義と平和のために若い情熱の限りを尽す時代活劇。
由比正雪の遺児・五郎、十郎の兄弟が梵天像に秘められた莫大な軍用金を求めて運命の真っ只中、二身を曝して奸悪の徒と闘い、遂にこれを切り捨て正義と平和の為に尽力する波乱万丈の時代劇の後篇。
揆をとらせれば当代随一、三軒界の麒麟児と謳われた杵屋扇太郎がやくざ稼業の瞼の父に逢ったことから、しがない運命のきずなに縛られ、追われ流れて揆と長脇差に命を賭けた三味線やくざの義理と仁義と度胸と啖呵を・・・
平安京の興亡を一身に担って、陸奥に起った大叛乱軍の真っ只中に躍り込む美貌の騎士。颯爽大川橋蔵が新境地を拓くスリルとスピードで描く勇壮激動の時代劇スペクタクル。
山岡荘八原作の小説を映画化。戦雲急を告げる戦国の野に若者となった吉法師・信長が、天衣無縫の性格と勇猛心を胸に秘め、大うつけ者と罵られながらも着々と名将の風貌を築いてゆく姿を乱世の人間模様と共に描く雄・・・