昭和7年・大阪を舞台に、五分刈り頭に度の強い近眼鏡、短い鉄管をくわえた異様な姿で、悪の化身のような男を演じる若山富三郎。従来の仁侠映画のパターンを破り、悪の塊を全編に織り込んだ異色任侠大作。
持参金つきの婿入りを嫌って家出した旗本の次男坊が、不気味な謎に包まれた怪事件に巻き込まれ、最後に権力の影に潜む悪事の数々を暴いて正義の剣を振う大友柳太朗の颯爽剣の舞。
錦之助が浅間の暴れん坊、伊太郎に扮し、土地の悪ボスを次々とぶった斬ったり、巡礼親娘を持前の侠気で救ったり、仁義と喧嘩の世界を威勢のいい啖呵で渡り歩く痛快無類の三尺もの。
中村錦之助が二役で暴れ回る明朗傑作「一心太助」シリーズ第4作目。今回は、徳川家光が三代目将軍の地位に就くのを妨害しようとする謀臣一派の目をくらますため、家光とウリ二つの魚屋太助が身をスリかえるという・・・
シリーズ第1作。「ヒマラヤの魔王」と呼ばれる2つの宝玉をめぐって、戦国時代の風早、南雲両豪族の対立を背景に、海賊、野武士、悪城主が三つ巴となって波瀾万丈の争奪戦を繰り広げる。原作は大内清のラジオドラ・・・
シリーズ完結篇。「ヒマラヤの魔王」と呼ばれる2つの宝玉をめぐって、戦国時代の風早、南雲両豪族の対立を背景に、海賊、野武士、悪城主が三つ巴となって波瀾万丈の争奪戦を繰り広げる。原作は大内清のラジオド・・・