片岡千恵蔵の豪快なアクションドラマ、“地獄”シリーズの第五弾。暗黒街にうごめくギャング団のあくどいナワ張り争いを背景に、大ボス大門竜三が手練の二挺拳銃で活躍する。その渦中に現われた我が子に寄せる父性・・・
工事現場から掘り出された絞殺死体の捜査に当った七人の刑事が、唯一の手掛りである新興宗教の数珠の出所を追って聞き込みを開始、思わぬ不幸な女につき当る。人間味に溢れた第十九話。
幼児誘拐の悪質な犯人を追って、犯人の報復を恐れる家族の協力さえ得られず、捜査に苦労しながらも唯一の手がかりである電話網に喰いつき、必死の努力を続ける刑事の姿を描く迫真篇。
荒波騒ぐ玄海灘をスタートに、暗黒の港・神戸、横浜を貫き、密輸の宝石をめぐって暗躍するギャングども。これを追う片岡千恵蔵、江原真二郎らの知恵と度胸と銃弾で彩るアクション巨篇。
インスタント食品会社の前社長・水戸耕平が平サラリーマンの助三郎と格也を連れて、東京から有名観光地を漫遊しながら、別府の工場へ赴き、品質低下の真相を暴くという“水戸黄門”をモチーフにした、サラリーマン・・・
四苦八苦の娑婆よりも、喰うに心配のない刑務所の方が…と前科三十四犯のつわものを中心に、刑務所内の受刑者、看守たちの善意と人情で描く、爆笑とペーソスの喜劇陣総登場篇。
恋の替え玉、粋なもの!ひばりが唄って啖呵を切ればパッと咲いたロマンス二つ。恋の押し売り、べらんめえ!相手を間違い、阿呆かいな!歌も笑いも大混線、春じゃ、春じゃとひばりの恋も浮かれ出す顔も声も瓜二・・・
第二次世界大戦も終結間近、日本軍は必死の反撃の手段として人間魚雷“回天”と神風特攻隊を編成した。それに搭乗する若い士官たちの海空での活躍振りを、男の友情を織りまぜて描いた迫真の海空戦大作。