風雲急を告げる慶長年間。真田十勇士の猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道の三人が、忍術と武勇をもって徳川方の動静を探る冒険譚を描いた痛快娯楽時代劇の第二部。悪辣な城主・堀尾山城守の手中から美女を救う三人・・・
国鉄本庁厚生局勤務俸給三十六号俸の主人公・目白三平が再び登場するサラリーマンの物語。日常に起るペーソスとユーモアの中に豊かなヒューマニズムを夢と希望に托して謳い上げる現代劇。
貧しいながらも楽しい我が家に人生のささやかな幸福を見出して二十数年のサラリーマン生活を送る目白三平の日常を中心に、現代庶民の姿をユーモアとペーソスを込めて描いたほのぼのとした愛情と笑いに溢れる人生ス・・・
片や江戸っ子肌の親爺あり。片や勇敢無類の戦後派突貫娘あり、口八丁手八丁の連中が揃いも揃った横丁界隈に突如暴力の嵐を呼ぶ悪徳ボスを相手取り、大東京のど真ん中、日本橋でのれんを誇る火消し鳶「よ組」の三代・・・
赤穂浪士討ち入りにまつわる数々のエピソードの中から、“徳利の別れ”として名高い赤垣源蔵を主人公として、意気と友情と恋に彩られた討ち入り前夜を描いた娯楽時代劇。
「すさまじきものは宮仕え」現代サラリーマンを武士の姿に借りて、とかく忘れがちな「人生意気に感ずる」ことの素晴らしさ、明るさを東千代之介、高田浩吉、里見浩太郎のトリオが謳歌する時代劇コメディ。