「二匹の牝犬」でヒットを放った渡辺祐介監督が、小川真由美、緑魔子のコンビを再び起用して、売春婦あがりの女を中心に女の欲望の物凄さ、病的な同性愛、女と男の関係を極限まで追いあげた欲望のドラマ。
急斜面のせまい段々畑と絶えず嵐に見舞われる貧しい小島。瀬戸内海の佐柳島に生れ、育つ五人の娘を中心に、その厳しい、そして力強い生活と清らかな恋を格調高く歌い上げる青春力作。
俺の祖国はどこにある!日本の黒い海に青春を奪われた男の絶叫!李ライン周辺で操業中の日本漁船が度々拿捕される政治的問題を長期取材で書いた水木洋子のオリジナル脚本を得て、巨匠今井正監督が迫力ある演出で描・・・
禁男の獄舎に閉じ込められた女たちの愛と性の実態を描いた人間ドラマ。男二人を殺傷して入所した女を主人公に、雑居房の9人の女たちの、歓び、哀しみを歌いながら、男の覗けぬ女だけの世界の異常なセックスを捉え・・・
官庁の守衛が殺され、金庫の金が盗まれた。容疑線上に浮んだ三人の男。しかしアリバイがある…‥お馴染み刑事七人が頭脳をふりしぼり、足を使って暴く計画犯罪の真相。
「警視庁シリーズ」第14作。多摩川に浮び上った中年男の溺死体をめぐって巧妙に仕組まれた犯罪罠を、七人の刑事が血のにじむような苦闘の中にひもといてゆく。
郊外で嬰児殺害事件が発生し、出動したお馴染み刑事グループの前に暴露される複雑で醜い人間群像。現代の世相を鋭く捉えて絶賛を博した名物シリーズ第十三話。
工事現場から掘り出された絞殺死体の捜査に当った七人の刑事が、唯一の手掛りである新興宗教の数珠の出所を追って聞き込みを開始、思わぬ不幸な女につき当る。人間味に溢れた第十九話。
荒川の湖畔に発見された少女の死体。そこから端を発したこの事件は意外な方向に発展。社会福祉の名に隠れた大人達の醜行が、お馴染み七人の刑事によって暴かれる。