アクションの面白さこそ、映画の原点!これは、その活劇精神をさらに炸裂させる東映ニューアクションの野心作。「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」に続き、80年代を疾走したヒーロー・松田優作が出演。ハードなアク・・・
官能文学の代表作である耽美派の文豪・谷崎潤一郎の原作「鍵」の三度目の映画化作品。成熟しきった人妻・郁子を演じる松尾嘉代とその夫・剣持役の岡田真澄の息を飲む凄絶で大胆な情交場面は迫力十分。
不倫というには哀しすぎる。愛というには激しすぎる。
壇一雄。この人ほど生の実証を求めて戦後を生きた作家があっただろうか。自らの豪放な浪漫的生涯を書き上げ遺作となった『火宅の人』は、刊行されるや・・・
坂口安吾の小説「肝臓先生」を、かねてから映画化の構想を練っていた今村昌平が映画化。
終戦直前の瀬戸内の田舎町を舞台に、何でも「肝臓病」と診立ててしまう初老の医師“カンゾー先生”と彼を取り巻く様・・・
時代は激動、明治の夜明け。北海道開拓の先兵として強制労働に駆りたてられる集団、全国の凶悪犯を一同に収容する集治監(刑務所)を舞台に、鬼典獄と恐れられた刑務所長と、囚人を追って京都から逃げのびてきた芸・・・
旅は道づれ、世は情け、油断もスキもありゃしない。
吉田兼好の『徒然草』第38段をヒントに、吉永小百合が“耐える女”からイメージ・チェンジを図り、八代亜紀とのコンビで人情コメディに挑戦した作品。・・・
「秘密」で第52回日本推理作家協会賞、「容疑者Xの献身」で第134回直木賞を受賞し、他にも「流星の絆」「手紙」など映画・ドラマ化作品で大ヒットを連発している作家・東野圭吾。そんな東野作品の中でも問題・・・
この作品のメインテーマになっているコンゲームとは、詐欺テクニックの中でも最高レベルの信用詐欺のことであり、被害者を巧みな手段で信用させ、大金を投資させてそれを戴いてしまうが、なお被害者を幸せと感じさ・・・