戦犯として中国に抑留されている父を求め、病める母の代わりにはるばる海を渡り面会に行った薄幸の少女とそれをめぐる人々の善意を、実話に基づき映画化したヒューマンドラマ。
一宿一飯の義理から行きずりの渡世人を斬った流れやくざの伊太郎が、足を洗って踏み込んだ潮来出島の水の里、兄の仇とは知りつつも慕い寄る村娘・お絹といつしか人目を忍ぶ恋路の果てに、やくざ故の宿命が待ち伏せ・・・
牧野吉晴原作の痛快熱血小説を映画化。空手の真髄を求める不屈の快男児の多感な青春時代に吹き荒ぶ嵐のような闘魂を描く、恋・友情・涙とユーモアに溢れた娯楽映画の完結篇。