「私は将軍の子だった...」波瀾数奇の運命をたどりつつ、肉親の愛、異性の愛に引かれながらも一人孤独な剣の道をゆく熱血多感な青年剣士・葵新吾。ある時は傷つき、ある時は苦悩しながら宿敵放生一真流・武田一・・・
「姓は丹下、名は左膳!」御存じ隻眼隻手の快剣士が愛刀濡れ燕を振って剣のさばきも鮮やかに大暴れ。大友柳太朗と大川橋蔵の顔合せで見せる痛快無比の時代劇大作。本作では丹下左膳に藩金護送の難事件が転がり込む・・・
残月血しぶく伊賀越の大仇討。御存知“剣聖・荒木又右衛門”を、時代劇王国東映の面目をかけて、ベスト・スタッフ、ベスト・キャストで描いた、豪華時代劇大作。
朝日新聞連載、川口松太郎の評判小説映画化第二部で、数奇な運命の星の下に生れた葵新吾の烈剣が三番、四番、五番の勝負を呼ぶ。秀麗大川橋蔵が贈る時代劇豪華巨篇。
恵まれた家庭の一人娘が体験した社会の断面。だがその醜さや苦難にも負けず、明日への希望に胸ふくらます波子と、その父親の美しい情愛を清らかに浮彫りした会心のホームドラマ。
働く若人の青春を描いて好評の鬼才家城巳代治が、「裸の太陽」に続いて放つ第二弾。紡績工場に働く女子工員達が、苦しみや悲しみを乗り越えて明るく力を合せて進んで行く姿を健康的に描く青春大作。