週刊文春に好評連載の柴田錬三郎原作の映画化。生立ちに影のある忍者若影母影は打倒徳川を狙う石田三成の孫である。徳川方の護衛役と徳川の宝刀を賭けて壮烈な勝負を挑むスリルと迫力が充溢する魅力時代劇。
豪華キャストで描く型破りの時代劇。大名と旗本の対立を防ごうとする大久保彦左衛門が、お馴染みの人物たちに助けられ、幕閣の不正を正し、まるく収めるという笑いと涙で贈る痛快娯楽篇。
大友柳太郎が、世をすねた浪人に扮し、騒然たる幕末の時勢を横目に睨んで、東海道を上り下りする美しい大名行列に不敵な挑戦を試みるという悲哀感溢れる恋と豪快な剣のダイナミックな意欲作。
剣一筋に生きる南朝十九代・鷹天皇と伊賀忍者・万次郎の相反した境遇の二人の青年が、時代の激しい波に耐えて、人生の意義を見出す過程を描いた冒険活劇。
御存じ黒門町の伝七が、美人年増の殺人容疑に問われた義弟を救うため姿なき殺人者を追ううちに、小指のない男を首領にいただく麻薬密輸団に遭遇、大江戸白夜に凄絶な捕物を展開する。
熊本は人吉の尚兵館に学ぶ若人たちが不当弾圧する県令に反抗し、雲霞のごとき軍勢を相手に奮戦する。若侍の一人、三宅伝八郎を中心に、青年の汚れなき意気と、清らかな恋を描いた痛快時代劇。