<60年安保>の挫折感漂う世相に公開された本作品は、日本映画界、放送・マスコミ界にも波紋が広がり大きな話題となった時代劇大作。出演は天草四郎に大川橋蔵が扮し、その恋人役に立川さゆり、天草四郎の親友・・・・
島原七万石のお世継ぎをめぐる黒い影を追い、父を裁いてまで大義を貫き、無責任な時の権力機構に挑む江戸っ子判官・遠山金四郎の活躍を、多彩なキャストと痛快無類なストーリーで描いたシリーズ第10作。
豪華キャストで描く型破りの時代劇。大名と旗本の対立を防ごうとする大久保彦左衛門が、お馴染みの人物たちに助けられ、幕閣の不正を正し、まるく収めるという笑いと涙で贈る痛快娯楽篇。
ふとしたことで知り合った旅がらす、椿の千太郎と殺し屋井原剛之助が結城伊勢守の跡目を狙う腹黒い家臣の秘密を解く。山城新吾、品川隆二の青春コンビが、愉快なギャグやエピソードで綴る新風股旅映画。
魚屋五郎はイキはいいが怠け者なのが玉にキズ。だが愛する妹お菊が奉公先の旗本青山播磨に斬られたと知ったとき、捨て身になって旗本屋敷へ怒鳴り込むのです。錦之助の二役主演。
日本の伝説的英雄としてなじみ深い岩見重太郎が、怪物ヒヒを操る蛇九魔という化け物を退治する痛快勇壮な物語です。里見浩太郎の岩見重太郎という痛快さと、荒れ狂う妖術と正義の剣の戦いが興奮を呼びます。
秩父天領に隠れ住む「朱紋一族」が江戸を舞台に捲き起こした怪事件を巡り、将軍家小姓の笛弦之助が、剣と名推理を駆使して意外な犯人を暴きます。青春スター沢村訥升の「蛇姫囃子」に続くシリーズ第二弾。
茶道”石州流”の創始者として名高い松平不昧公。その遊興三昧に明け暮れていた青年時代、家督を継いで危機に陥った藩政を大改革で巣食うという苦難時代を通して、豊かな人間味を千恵蔵の至芸で見せる。
槍一筋に生きる天下無禄の素浪人と情熱の貴公子との友情話を通じて、大名・旗本・庶民という三つの世界に繰り広げられる人生模様を抒情豊かに描いた近衛十四郎、里見浩太郎のコンビが謳いあげる武士道痛快篇。
若さが爆発したあまり勘当となった桑名候の御曹子が、山賊経営者と知り合って、山に、町に、海に、悪玉退治のため力と知恵をフル回転。愉快なストーリーに、北大路の清々しい魅力がいっぱいの時代劇。