大佛次郎の原作を中山文夫が脚色し、松田定次が監督している。撮影は川崎新太郎の担当。キャストは美空ひばり、北上弥太朗、戸上城太郎、永田光男、堺駿二、横山エンタツ、淡路恵子など。
赤城を逃れた国定忠治が流転の信州路で、二足草斡鞋の不良親分山形屋藤造をこらしめる御存知旅日記の一篇。構成比佐、監督松田、撮影川崎のトリオは興行価値絶対の作品。
相次ぐ美女誘拐事件を発端に、妖雲垂れ込める本所どくろ屋敷の身の毛もよだつ陰謀とからくり、不気味な静けさを湛える謎の唐人船など息もつかせぬ波乱万丈の物語が展開する市川右太衛門の十八番「旗本退屈男」のシ・・・
“捕物倶楽部”所載京都新聞に連載された捕物作家クラブの土師清二、城昌幸、佐々木杜太郎、陣出達郎、野村胡堂の共作による原作より、成澤昌茂が脚色し、松田定次が監督している。撮影は川崎新太郎、音楽は万城目・・・
「獄門島」「八ツ墓村」についで片岡千恵蔵の十八番・名探偵金田一耕助が久々に登場。運命に繰られた怖るべき戦慄のフルートの調べと共に次々と発生する連続殺人事件を追って明敏な推理を展開する金田一耕助の活躍・・・
江戸八百八丁に夜な夜な怪奇の戦慄を呼ぶ謎の殺人事件。その背後には赤穂義士討ち入りによって断絶した吉良家の呪いがあるという。果たしてその真相とは?角田喜久雄原作の怪奇時代小説を映画化した異色の娯楽作。
赤穂浪士討ち入りにまつわる数々のエピソードの中から、“徳利の別れ”として名高い赤垣源蔵を主人公として、意気と友情と恋に彩られた討ち入り前夜を描いた娯楽時代劇。
御存知多羅尾伴内シリーズ第七話で観衆六万の球場に展開する野球戦、今や危機の真最中三番打者がボックスに立ち一振必打の名選手、打ちました、凄い当たり、センターを抜き真にホームランと思われたその時、走者が・・・