香川登志緒原作で昭和37~43年に朝日放送系で放送され、関西地区では平均30%、最高60%以上の視聴率を誇ったTV時代劇コメディドラマ「てなもんや三度笠」を映画化した“てなもんや”シリーズの第1作。
江戸を恐怖に叩き込む旗本愚連隊の無法ぶりに小粋な若衆(里見浩太朗)、風流浪人(大友柳太朗)、正義の大目付(高田浩吉)という三人の男が、鉄火度胸の大喧嘩に挑む痛快無頼な時代劇。
れっきとした貴公子に生まれながら遊蕩にふける暴れん坊、松平長七郎が、豊臣残党の陰謀を知り、新式巨砲の前に敢然と立ちはだかり、烈剣″葵真流″を鞘走らす、胸もすく痛快篇。
「魔の影法師」に続く東千代之介の若君シリーズ第二話。四代将軍家綱の日光御参詣に潜む奇想天外な将軍すりかえの大陰謀を相手に秘剣″葵真流″が荒れ狂う時代劇傑作。
継母への義理立てから女だてらのやくざと見せて家を飛び出た火の車お万が、意地と鉄火の丁半三昧にふと抱いた国定一家・板割浅太郎への恋心、息詰まる長脇差出入りに哀恋切々の女心を描いた浪曲時代劇。国定忠治に・・・
陽気な旅がらすトリオが旅の途中、悪貸元の手から救った女性に絡んで、人身売買で私服を肥やす悪貸元たちを相手に胸のすく活躍をする。ジャズの人気リズムあり、歌謡曲ありの明朗時代劇。
数奇な運命に弄ばれる一本どっこの旅鴉流れ雲の血太郎が、財宝の所在を秘めた丹頂の壺を巡り、公卿の陰謀を颯爽の長脇差で叩き斬るという中村賀津雄初の股旅痛快篇。
真の忠義とは、真の武士道とは-主家の安泰を願うために、敢えて逆臣の汚名を着る人間・原田甲斐を描く野心巨篇。豪快大友柳太朗が全情熱を傾注して体当り的名演を展開する話題の一作。